【人はなぜ転倒するのか!?~本当の意味での“転倒予防”とは?~】
こんにちは!
~“自在に生きる”を創る~
JIZAI体エクササイズチーフインストラクター
Taku吉田です!
昨日、実は駅の階段で躓いて転びそうになりました💦
しっかり手をついて転倒は回避できたんですが(←ここポイント!笑)、
改めて“人はなぜ転ぶのか?”ということについて、
考えさせられた出来事でした。
みなさん、
『人はなぜ転ぶと思いますか?』
躓くから?
バランスを崩すから?
手をつけないから?
足が一歩出ないから?
どれも正解です!
これ以外にも複数の答えがあると思います。
つまり答えは一つではなくて、
転倒する理由はいくつも考えられるのです!
では“転倒予防”と聞くとみなさん何を思い浮かべますか?
・下半身の筋力強化
・バランス能力強化
答えはほとんどこの2つに集約されるのではないでしょうか!?
理由はいくつもあるのに、対策は2つで十分でしょうか?
んなわけあるかぁ~い!!(心情:呆れ笑い)
ってことで『JIZAI体的転倒予防の考え方』です!
“転倒予防”を考える前に、まず“人はどうやって動くのか”?
ここについて考えなければいけません。
人のカラダが動くとき、ただ筋肉が動かしているだけじゃないことは、
恐らく多くの方が分かっているかと思います。
では“動作”について≪例え話≫を使って細かく分析していきましょう!
例えば、前から猛スピードで自転車が来たとします。
この時のカラダの反応は次の通りです。
①状況を素早く正確に把握する。⇒認知、状況把握
「あっ、自転車が猛スピードでやってくる!!」
②把握した情報を基に動作を判断、決定する。⇒判断・決定
「このままいくとぶつかるから右に一歩避けよう!」
③脳が決定した行動をカラダへと伝達する。⇒指示・伝達
「右に一歩避けるために右足を横に出して避けよう!」
④伝達された指示に従いカラダを動かす。⇒行動・表現
「右に足を一歩出して避ける。」
“右に一歩避ける”というちょっとした行動であっても、
これだけ多くの要素が絡んでいるのです!
改めて『人間ってすごいなぁ!』と感心してしまいます笑
では、この≪例え話≫に“もし~だったら”という“たられば”を加えてみましょう!
①もし自転車が来ていることに気付けなかったら?
⇒ぶつかって転倒してしまいますよね💦
②もし判断を間違えて避ける判断をしていなければ?
⇒もちろんぶつかって転倒しれしまいます💦💦
③もし右に避けたいのに指示を間違い後ろに下がってしまったら?
⇒結果ぶつかってしまいますよね💦💦💦
④正しい指示伝達がされてもカラダが動作を表現できなければ?
⇒これでもぶつかって転倒しちゃいます💦💦💦💦
4つあるフェーズのどこか一つでも間違えたり上手くいかなければ、
転倒に至る可能性があるということですね!
さらに加えると、
・ぶつかってもバランスを崩さずにいられるか?
・崩れたバランスを立て直せるか?
・“咄嗟の一歩”が出せるか?
なんていう要因まで考えられます。。。
『転倒』って実に奥が深いです!
つまり“本当の意味での転倒予防”を考えるのであれば、
全ての局面にアプローチしていく必要があるんです。
『JIZAI体エクササイズ』ではそこへのアプローチ方法まで、
しっかりとご紹介しています!(現場で使えるエクササイズとして)
気になる方はこちらまでご連絡ください(*^^*)
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