【2020年“想い”を綴る~実現すべき理想の形~】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
うっかり間が空いてしまいました💦
継続の難しさをひしひしと感じております(>_<)
さて、前回のブログでは2020年への“想い”として、
私が感じている高齢化社会の現状と問題点について書きました。
⇩前回のブログはこちら⇩
【2020年“想い”を綴る~高齢化の現状と介護予防分野の問題点~】 - Taku-yoshida’s diary
今回はその問題点を解決していくための
“実現すべき理想の形”
について書いていきたいと思います。
世界中を見ても、未だどこの国も経験したことのない状況。
それが日本が今直面している“超高齢化社会”です。
この問題を解決していくのは簡単ではありませんが、
見方を変えると今後同じような状況に直面していく世界各国に対し、
日本が“目指すべきモデルケース”になれるということです!
ではこの問題を解決していく鍵はいったいどこにあるのか?
私はキーワードを「コミュニティ」と「地域連携・地域循環」だと考えます。
<キーワード① コミュニティ>
突然ですがここで問題です!
Q.“健康長寿”に最も影響することはなにか?
皆さん答えがなんだかわかるでしょうか!?
「禁煙」「禁酒」「運動習慣」「ストレスのない生活」
この辺がなんとなく思い浮かぶのではないでしょうか!?
A.社会とのつながりの種類や量が多い!!
またそこから受け取る支援が多い
一人でできるどんな健康的な生活習慣よりも、
独りではないこと!社会とつながって生きていくことが、
人を健康で長生きさせるのです!
⇩参考資料はこちらの書籍です⇩
「なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか?~つながりと健康格差~」
ちょっと驚きのデータですが、これが現実です。
ここでキーワードである“コミュニティ”が登場するのです!
では、タバコ仲間のコミュニティで長生きできるでしょうか?
飲み友達と毎日飲み歩いていて本当に長生きできるのでしょうか?
答えは「否」ですよね。
『健康的な習慣を介しての地域コミュニティ』
これを創出していくことが健康寿命の延伸につながると考えています。
<キーワード② 地域連携・地域循環>
そして本当の意味で介護予防を浸透させ健康寿命を延伸していくには、
このコミュニティを“孤立させない”ことが大切だと考えます。
シニアの方々がコミュニティの中で、そして地域で安心して暮らしていくには、
やはり地域ぐるみでのサポートが欠かせません。
行政・地方自治体ではすでにサポート体制を築いているかと思いますが、
正直上手く機能しているとは思えません。
もっともっと地域の人が、お店が、会社がしっかりとした連携体制を築き、
外からコミュニティを活性化する仕組みを作る必要があります。
そこでポイントになってくるのが、
“アクティブシニア”という人財
健康でまだまだ動ける!活躍できる!というアクティブなシニアを、
地域の人財として活用していく。
そうすることで地域の人手不足の解消にもつながります。
そして大切なのは“循環”を生み出していくこと!
◆「自分の健康は自分で守る!」という価値観のもと、
コミュニティで受けるサービスに対しては対価を払う。
◆アクティブなシニアを積極的に人財として登用する。
◆コミュニティへの参加頻度や人財登用によってポイントがつき、
シニアはそのポイントを使って地域でお得なサービスが受けられる。
こうして地域で“人も仕事も経済も循環する”形を創り上げることが、
これからの日本が目指すべき理想の形であり、それを実現していくことこそが、
本当の意味での“介護予防”であり、“地域活性”なのではないかと思います。
相変わらず長くなりましたが、
2020年はこの“理想形”を実現すべく邁進します!
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【2020年“想い”を綴る~高齢化の現状と介護予防分野の問題点~】
新年あけましておめでとうございますm(__)m
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
2020年、オリンピックイヤー!
何かと節目の年になりますが、だからこそ“自分らしく”を突き詰め、
ウォーキング⇒ジョギング⇒ランニング⇒Fly away!!みたいに、
ステップアップできるよう進んで行きますので、
今年もお付き合いいただけますと幸いです🌟
さて、昨年末のブログではこれまでの足跡を振り返るような形で、
改めて自己紹介をさせていただきましたが、
2020年最初のブログでは今感じている日本の“現状”と、
“この先”について綴ってみたいと思います。
<超高齢化社会>
この言葉を聞いたことのない人はほとんどいないでしょうし、
この事実を疑う人ももはやいないでしょう。
ですがまだまだ現実的な問題として捉えている方は少ないのかもしれません。
もう少しリアルな数字として表してみたいと思います。
【5人に1人~その1~】
現在、日本の高齢化率は27%を超え、まもなく30%に達します。
そして近い将来(ホントに直近です)人口の5人に1人が75歳以上という、
世界的にも類をみないほどの“超高齢化社会”となるのです。
※高齢化率とは人口に占める高齢者(65歳以上)の割合を示したもの。
【5人に1人~その2~】
平成30年1月の段階で日本の要介護認定者数は640万人を超えており、
その数は今日も増え続けていると言ってほぼ間違いないでしょう。
この数は高齢者人口のうち20%以上の割合を占めています。
つまり日本の人口の約3人に1人が高齢者、そのうち5人に1人が要介護認定者です。
この傾向は今後も加速すると言われています。
【伸び率最大は“介護費”の現実】
日本の社会保障費は平成30年度で約33兆円となっており、
これは一般会計予算のうち約33%を占め、年々増加し続けています。
社会保障が充実することは良いのですが借金大国日本では厳しい数字であり、
中でも伸び率が一番高いのが“介護費”となっています。
介護費の増加が社会保障費を高騰させ財政を圧迫していると言っても
過言ではないぐらいとなっています。
ようやく『介護予防』という言葉が叫ばれるようになりましたが、
もっと具体的で効果的な施策を打っていかなければ状況を変えるのは難しいでしょう。
健康や介護予防というのは運動だけではなく栄養状態など様々なことが絡んできますが、僕は運動指導をメインとしていますのでまずはそこに限定して書かせていただきます。
現場で見ていて、そして高齢者の声を聞いていて感じる問題点は、
圧倒的な連携不足
とあるおばあちゃんが言いました、
「医者に行ったら運動しなさいと言われたけど、
何をしたらいいのか伝えてくれないからわからない。」
また別のおばあちゃんはこう言います。
「こういった症状に悩んでいるんだけど、
病院なのか接骨院なのか、どこに行ったらいいかわからない。」
こんな風に分からないことだらけで、彷徨ってしまっている高齢者は、
僕らが思っている以上に多いのかもしれません。
「運動指導者、治療家(治療院)、医者(病院)の連携不足」
「行政(地方自治体)と民間の連携不足」
この問題を解決していくことが、介護予防をしっかりと実現していく上で、
とても大切なことだと感じています。
そしてもう一つ。
本人(高齢者)の意識
病院に罹るのも、治療院に行くのも、介護予防運動をするのも、
手厚い社会保障のおかげでとても安価で済んでしまいます。
特に介護予防運動などは地域の公民館や集会場に行けば、
実費は無料で参加できてしまいます。
そのことが運動参加率を高めている一方で、
“自分の健康への責任感”は高まっているとは言えず、
それが運動実施者が増えていても要介護認定者が増え続ける、
介護予防が実を結んでいない一つの要因であると感じています。
◆運動指導者・治療家・医者の連携、行政と民間の連携を実現させ、
しっかりとしたサポート体制を創り上げる。
◆「自分の健康は自分で守る!」という認識を浸透させる。
この2つが今後の介護予防分野の鍵となると考えています!
ではどのようにして実現していくのか?というのは、
次のブログで綴っていきたいと思います。
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【自己紹介③ 絶望からの生還~経験を糧に新たな自分へ~】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
年末ということで改めて自己紹介をしています!
今回はいよいよ「絶望からの生還~経験を糧に新たな自分へ~」です。
28歳にしてニートになり、親のすねをかじりながらの実家暮らし。
それまでの激務から解放されたのか、1週間ぐらいはのんびり過ごしましたが、
1ヶ月も経たないうちに、何もせずにのこのこ暮らしている自分がイヤになり、
「自分は社会の底辺だ。クズだ。」
そんなことを思いながら、まだ十分に動かせない左手を見つめ、
平日昼間の公園で一人絶望の淵で涙を流していました。
それでも絶対安静が功を奏し、少しずつ左手の機能も回復してきて、
日常生活レベルならなんとか大丈夫なぐらいにまで回復しました。
このころの自分に訪れた“2つの出会い”は、
まさに『偶然という名の必然』だったのではないかと感じています。
一つ目の出会い、それは「手をあまり使わなくてもできる仕事」と、
安易な考えで応募した紳士服販売店でのアルバイト!
結果、スーツは意外と重いし、入荷とかで手はめっちゃ使ったんですが笑
これまでもずっと接客の仕事をしてきていた経験もあり、
当時の僕には最適とも言える仕事でした。
入社2年目には年間売上高で全店2位を獲得することができ、
なぜか会社の新規事業のスタッフに引き抜かれそうになるという笑
それなりに楽しみながら生活費を稼ぐことができていました。
そして2つ目の出会いは、学生時代のアルバイトの先輩から数年ぶりにもらった
一通のLINEでのメッセージから始まりました。
後日、久しぶりに会って話を聞いてみると、
「フィットネス関係で事業を立ち上げようと思う。
それを一緒に手伝ってくれないか!?」
左手が思うように動かせない現状も、もしかすると手術になれば、
1年近く左手が使えない状態になるかもしれない状況を伝えてもなお、
その人は僕にフィットネス業界に復帰するきっかけをくれました。
そして携わるようになったのが、
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダ作り』
というコンセプトのもとはじまった、
【JIZAI体®エクササイズ】
の開発事業でした。
手を自由に使うことができなくなった僕が、
JIZAI体®エクササイズというプログラムの開発に携わることに、
何か運命のようなものを感じていました。
プログラム開発に約3年の月日を費やし、
エクササイズの種類やバリエーションを増やし続け、
プログラムとしての型を整えていきました。
そんな月日の中で、後の自分に大きな大きな影響を与えることとなる、
「叔母の死」を経験することにもなりました。
そして2018年1月からプログラムを大きく展開していくために、
JIZAI体®エクササイズ指導者養成講座を開始し、
認定インストラクターを育成していくことになりました!
これまで目の前のレッスンを必死にこなし、
高齢者を対象にエクササイズを実践するだけだった僕が、
プログラムの責任者となり“指導者の指導者”となる日がくるなんて。。。
この「ステージの変化」は良くも悪くも、僕に様々なことを感じさせ、
成長させるためのターニングポイントとなったことは、
もはや言うまでもありません。
2018年からの2年間で、本当に多くの人と出会い、
様々な感情と向き合い、自分と向き合い、
まるで別人のように変化している自分が、今、ここにいます。
2年間で僕が何を感じ・考え・想うようになったのかは、
2020年の幕開けと共に綴らせていただこうと思います。
ここまでの長すぎる自己紹介を読んでくれた全ての方に、
感謝して2019年を締めくくりたいと思います。
本当にありがとうございます🌟
【自己紹介② 就職~激動の20代篇~】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
年末ということで改めて自己紹介をしています!
今回は「就職~激動の20代篇~」です。
スポーツトレーナーを目指して専門学校に入学すると、
高校までは出来なかった“アルバイト”をしたいと思い探していました。
何でもいいのではなく、何か学んでいることを活かせる場所で。。。
そして見つけたアルバイトが、
フィットネスクラブのインストラクター
馴染みのない人は驚かれるかもしれませんが、
フィットネスクラブのマシンジムで指導している人の、
8割ぐらいはアルバイトスタッフです。(未経験可能)
ここでのアルバイト経験が非常に良い経験・刺激となり、
いつしかトレーナーよりもインストラクターを仕事にしたくなり、
就職活動ではフィットネスクラブを第一志望にすることに。
学生時代のスポーツ経歴がほとんどなかったこともあり、
就職活動は大苦戦しましたが、なんとかフィットネスクラブに就職が決まりました。
ここから、激動の20代が幕を開けることになるとは、
その時は知る由もありませんでした。。。
夢と希望に溢れて就職したフィットネスクラブで待っていたのは・・・、
・理不尽も多く決して分かり合うことのできない直属の上司
・現場業務よりもはるかにウエイトの大きい管理業務
・上司の影響で毎年辞めていく社員の業務のしわ寄せ
その結果として僕のカラダは・・・、
・拒否反応から、職場が近づくと吐き気が襲ってくる
・拒食の症状から1週間で7㎏体重が減り
・24歳にして“円形脱毛症”を発症 etc.
それでもよくわからない無駄な責任感
⇒自分が辞めたら代わりになる人・任せられる人がいないという間違った思い込み
なるものを理由に5年間勤めあげました。
25歳になる年に、5年後の自分を考えたときに、
「5年後もここにいたくない!」と思って退職を決意、フリーへと転身しました。
フリーになってからは、フィットネスクラブでのインストラクター、
パーソナルトレーナー、某大学のトレーニングルームでのトレーナー活動と、
現場での活動を楽しみながら“自分の道”を模索し続けていました。
そんな時にあったロンドンオリンピック!
サッカー日本代表対スペイン代表の試合をスポーツバーで観戦した時、
僕の中で「これだ!!」という想いとともにスイッチが入った感じがしました。
『スポーツを通じて人と人とがつながれる場を創りたい!』
そこからの2年間ぐらいは、人生で最も濃密な時間でした!
ロンドンオリンピックの1週間後にはカフェの専門学校への入学を決め、
学費と開業資金を貯めるために仕事をもう一つ増やし、
仕事を3つ掛け持ちしながら週末は学校に通うという、
今考えてもびっくりするぐらいのエネルギーで動いていました。
充実した日々を送っていましたが、やはりカラダは正直だったようで・・・。
いつからか手首に痛みや違和感を覚えるようになり、
だましだまし仕事をこなしていましたがいよいよ限界がきてしまいました。
フライパンを握ることができなくなり、
子どもを持ち上げることがツラくなり、
いよいよペットボトルのフタを開けるのが困難に。。。
藁をもすがる思いで罹った医者で患部に注射をしてもらうと・・・、
その日の夕方には全く動かせなくなりました笑
※みなさん“やぶ医者”には充分に注意してくださいm(__)m
たくさんたくさん悩み・迷いましたが、
3つやっていた仕事を急遽全て辞めることにして、
独り暮らしの家を引き払い、実家に戻りました。
激動の20代の最後に待っていたのは、
「28歳にしてニートになる!」というなんとも素敵な経験でした🌟
ここに書いていないエピソードもまだまだありますが、
きりがないのでこの辺にしておきます💦
さて、いよいよ次回は自己紹介③!
『絶望からの生還~経験を糧に新たな自分へ~』
ニートはどのようにして社会復帰を果たしたのでしょうか??
【自己紹介~生い立ち篇~】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
2019年も残すところあとわずか。
新たな年を迎える前に、自分自身を振り返る意味も含めて、
改めて自己紹介を書いていこうと思います。
まずは「生い立ち篇」ということで、
主に生まれてから高校生ぐらいまでを振り返ります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今から34年前の秋、東京都小平市で生まれました。
両親と姉、父方の祖父との5人家族。
・免許を持っていないのにタイヤメーカーに勤務する父親
・寿司屋の三姉妹の末娘として育った母親
・3つ年上の性格が全く似ていない姉
・いろいろ訳アリだった祖父
平凡だけど個性的な家庭に育ったと思います。
幼少期の私はというと・・・、
とにかくよく転ぶ子💦
勢いよく頭から転ぶ子だったので、
額にいつも絆創膏を貼っていた気がします笑
そして幼稚園の時に、その後の人生を左右する運命の出会いが・・・。
キャプテン翼、そしてサッカーとの出会い🌟
ここから僕の人生は一つの方向へと大きく舵を切りました。
小学校は引っ越しが続いて3つの小学校に通うことに🏫
そこでも友達を作るきっかけはサッカーでした⚽
決して上手ではなかったけれど、とにかくサッカーが大好きで、
6年間のほとんどをサッカーに捧げていました。
性格はどうだったかというと・・・、
とにかく目立ちたがり屋!
授業中はほぼずっと手を挙げて発言したり答えたりしていて、
今振り返ってもびっくりするぐらい積極的な子でした。
当然のごとく「みんなの中心、みんなから慕われるリーダー」
だったかというとそんなことはなく、
リーダーになりたいけれどなれない(なり切れない)
という非常に残念な子でした笑
小学校の卒業アルバムに書いた「将来の夢」は、
・サッカー日本代表の監督
・お寿司屋さん
なぜか2つ書いてましたが、前者が90%ぐらいだったと思います。
そして選手よりも監督に魅力を感じていた不思議な子でした笑
中学生になり、より具体的に将来のことを考え始めると、
この夢は『監督⇒スポーツドクター』へと変わっていき、
ドクター=医学部=理数系
という方程式を勝手に完成させ、好きでもない理数科のある高校へと進学を決めました。
埼玉県内でも有数の進学校!
朝、教室の扉を開けると、みんな机に向かい勉強しているという、
それはそれは変わった高校でした。
「これはちゃんと勉強しないと留年する・・・。」
強烈に感じた危機感と、高校受験で太り動けなくなったカラダを理由に、
スポーツドクターという夢を持ちながら「帰宅部」を選択します。
すると・・・、
当然の結果ながら、そのままブクブクと太り続け、
高校2年生の時に人生MAXの体重86㎏、ウエスト91㎝に!
入学時に買ってもらった学生服が入らなくなりそうになったとき、
人生で初めての"ダイエット”に挑戦します。
その結果はと言うと・・・、
見事2ヵ月で10㎏のダイエットに成功!
無事、制服は買い直さずに済みました💦
その頃、抱き続けた夢は、
スポーツドクター⇒スポーツトレーナー
へと変化したもののブレることなく追い続けました。
そしてその先の進路を決めていくときに思ったことは、
「なるべく実践的なことが学びたい!」というもので、
有名大学への受験が当たり前の中、当時の担任に猛反対されつつも、
自分で専門学校を探し、見学に行き、入学を決意したのでした。
スイッチが入った時の行動力はこのころからかもしれません。
サッカーとの出会いから始まったTakuのSportslifeは、
枝分れしつつも大きくブレることなく、
専門学校で実践的な内容を学びトレーナーを目指すという、
より現実的な目標へと変わっていきました。
続きは「就職~激動の20代篇~」へと続きます!
【“バランス能力”って一体なに!?】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
突然ですが質問です!
Q:“バランス能力”って何ですか?
「いやいや、カラダのバランスをとる能力のことでしょ!」
なんてことを言ってしまえばそれまでなのですが、
では、どうすればバランス能力は鍛えられるでしょうか?
こうやって掘り下げていくと、実はとっても奥深かったり・・・。
今回はそんな“バランス能力”について特集します!
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“バランス能力”とはいったい何なのか?
~奥深き“バランスの迷宮”へようこそ~
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≪バランス能力向上には筋力をつけろ?≫
スポーツ競技でも、高齢者の転倒予防でも、
“バランス能力”は老若男女問わず全ての人にとって
大切な能力の一つと言えます。
では“バランス能力”というのは、
どうすれば高められるのでしょうか?
イメージしやすいものとしては、
・カラダを支える下半身の筋力を鍛える。
・カラダの“軸”となるような体幹の筋力を鍛える。
などが挙げられるかなと思います。
確かに下半身の筋力や体幹の筋力を鍛えることによって、
バランス能力を高められる可能性はあります。
でも、それだけでしょうか?
もう少し踏み込んで考えてみましょう。
『バランスをとるには筋力だけでいいのでしょうか?』
実はこの問いについて考えることが、
“バランスの迷宮”への入り口であり、
バランス能力をよりしっかりと理解するための大切なポイントになってくるのです!
≪いったい“バランス能力”とは何か?≫
先の問いに対する一つの答えとなるのが、
「筋力はバランス能力の“一要素”でしかない!」
ということなのです。
「三半規管」という言葉を聞いたことのある方も多いかと思います。
耳の中にある器官であり、前後左右の傾きや回転方向などの情報をキャッチし、
カラダの平衡を保つ働きをしてくれています。
つまり実質的にバランスの乱れを感知し、
修正しようとしているのは“耳(三半規管)”になります。
実際に“めまい”や“ふらつき”といったバランスがとりづらくなる症状には、
耳の機能が大きく関係しており、めまいの原因の約6割が耳によるものだったという調査結果などもあります。
これだけでも、
“筋力はバランスの一要素でしかない!”
という言葉の意味がよく分かったかと思います。
ですがここで終わらないのが“バランスの迷宮”!
奥へと続く“もう一つの扉”があるのです。
≪“情報”を処理しているのは誰だ!?≫
三半規管でキャッチした傾きや回転方向といった情報は
いったいどこが判断・処理しているのでしょうか?
その答えは“脳”の中にあります。
脳については複雑すぎるので詳細は割愛しますが、
脳の“脳幹”と呼ばれる部位に「前庭神経核」と呼ばれる部位がものがあります。
三半規管でキャッチした情報は前庭神経を介してここへと伝達され、
さらに中枢へと伝えられます。
こういった経路によって、
“バランスを保とうとする反射的な姿勢調節”
が行われるとされています。
また、さらに大きな動きを伴うバランス調整(転倒回避など)では
脳の中で運動を司る“小脳”からの指令により、
手足の動きが円滑になるよう調整され行われています。
このように“バランス能力”と一言に言っても、
・下半身や体幹などの筋力
・三半規管によるバランス情報のキャッチ
・脳による情報処理・伝達システムの稼働
といった複数の機能が関係し、互いに影響し合っています。
※実際に骨盤・股関節周りの動きの改善、体幹部の強化、
下半身の筋力強化などを盛り込んだプログラムを数ヶ月に渡り実施した場合でも、
歩幅や歩行スピードの向上は認められましたが、バランス能力の一つの指標となる
“片足立ち”は改善はおろか人によっては低下している方もいました。
一つを鍛えることに意味がないわけではないですが、
バランス能力をしっかりと維持・向上させるには、
こういった背景まで理解をしたうえでの
『トータルアプローチ』
が大切になってくるのです。
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【“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?】
こんばんは!
『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』
JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!
今回のテーマは『歩幅』についてです!
誰もが気軽に日常生活に取り入れやすい運動と言えば“ウォーキング”ですよね!
高齢者でも多くの方が身近な運動習慣として取り入れています。
そしてウォーキングを習慣にしている人であれば、
ほとんどの方が耳にしたことがあるであろう、
『歩幅を広くして歩きましょう!』
という言葉。最近メディアなどでも話題となりつつあります。
今回はこの言葉に潜む“危険性”と、言葉の本当の“捉え方”についてご紹介します!
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歩幅よりも大切なのは“〇〇”!
~“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?~
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≪そもそも何で歩幅を拡げると良いの?≫
歩幅を広くした方が良い理由ですが、
まずは筋力強化やカロリー消費などを考えた場合に、
・歩幅が広い方がより筋肉にたくさんの刺激を与えることができる。
・歩幅が広い方がより多くのカロリーを消費できる。
といった2点が挙げられます。
どこまではっきりとしたエビデンスがあるかわかりませんが、
歩幅が狭い場合との比較を考えれば納得がいきます。
次に、研究結果などに基づく理由として、
・歩行速度と平均寿命、健康寿命との関係
⇒こちらのサイトが分かりやすくまとめてくれています。
こちらでは主に“早歩き”をおススメしていますが、
ピッチを上げるのにも限界がありますから(特に高齢者の場合)、
歩幅を拡げる意識を持つことも大切だと言えます。
・歩幅と認知機能の関係
⇒こちらはあくまで参考程度ですが・・・。
こちらでも紹介しているネタ元の研究は、
東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査結果になりますが、
歩幅の狭い人では広い人に比べ、認知機能の低下が生じるリスクが、
約2.8倍も高いという結果が出ています。
こういった様々な理由や背景から、
『歩幅を広くして歩きましょう!』
ということが広く大きく伝えられるようになったのです!
≪“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?≫
健康でいられるし、認知機能の低下も防げるし、消費カロリーも大きい!
良いことばかりですね!そりゃあ「歩幅広げよう!」ってなります。
ちょっと待ったぁ!!!!!!
皆さんこの言葉の危険性に気付いていない!
研究結果や効果、ましてや言葉だけが独り歩きするとどうなるでしょう?
皆さん「歩幅を拡げて歩きましょう!」って言われたらどのように歩きます??
頑張って足を大きく前に出そうとしませんか?
すると何が起こるかと言うと、“歩き方”が乱れる!
ただでさえキレイに歩けている人なんてごく僅かしかいないのに、
ムリに歩幅を広げようとしたら余計に歩き方が乱れます。
※特に高齢者では股関節や骨盤の変性から歩き方が崩れてしまっている方が多いです。
歩き方の乱れは膝や股関節に無理な負担をかけることとなり、
膝痛や股関節痛へとつながりかねません。
≪“歩幅を拡げる”の真意と歩幅より大切な“〇〇”とは?≫
確かに歩幅が広いことが健康に良いことは間違いありません。
ですが、言葉の真意を取り違えると大変なことになるのです!
『歩幅は“拡げる”ものではなく“拡がる”もの』
歩幅を意識して歩くことはあまり良い結果を生みません。
それよりも意識したいのは“正しい歩き方”!
正しくキレイな歩き方を心掛けることで、
自然と歩幅もご自身にとって適切な幅へと近づいていきます。
“正しい歩き方”を実践する上で大切になるのが“骨盤・股関節の機能”!
骨盤の可動性が失われたり、股関節の可動域が狭くなってしまっては、
正しい歩き方を実践することが難しくなったり、
正しい歩き方をしても十分に歩幅が拡がらなかったりするのです。
手前味噌ですみません💦
さすがにここまでとは言いませんが、股関節は柔軟に保っておき、
ご自身にとって“適切な歩幅”で、“正しい歩き方”を心掛けることが、
いつまでも自分の足で、思い通りに生活するために大切なポイントと言えるのです。
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