Taku-yoshida’s diary

“自在に生きる”を創る~JIZAI体🄬エクササイズチーフインストラクター Taku吉田のブログ

【“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?】

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誰もが気軽に取り組めるウォーキング!

  

こんばんは!

  

『いつまでも思い通りに(自在に)動けるカラダを創る!』

  

JIZAI体®エクササイズチーフインストラクターのTaku吉田です!

  

  

今回のテーマは『歩幅』についてです!

  

誰もが気軽に日常生活に取り入れやすい運動と言えば“ウォーキング”ですよね!

高齢者でも多くの方が身近な運動習慣として取り入れています。

  

そしてウォーキングを習慣にしている人であれば、

ほとんどの方が耳にしたことがあるであろう、

  

『歩幅を広くして歩きましょう!』

  

という言葉。最近メディアなどでも話題となりつつあります。

  

今回はこの言葉に潜む“危険性”と、言葉の本当の“捉え方”についてご紹介します!

   

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歩幅よりも大切なのは“〇〇”!

~“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?~

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≪そもそも何で歩幅を拡げると良いの?≫

   

 歩幅を広くした方が良い理由ですが、

まずは筋力強化やカロリー消費などを考えた場合に、

  

・歩幅が広い方がより筋肉にたくさんの刺激を与えることができる。

・歩幅が広い方がより多くのカロリーを消費できる。

  

といった2点が挙げられます。

どこまではっきりとしたエビデンスがあるかわかりませんが、

歩幅が狭い場合との比較を考えれば納得がいきます。

  

次に、研究結果などに基づく理由として、

  

・歩行速度と平均寿命、健康寿命との関係

⇒こちらのサイトが分かりやすくまとめてくれています。

www.healthcare.omron.co.jp

こちらでは主に“早歩き”をおススメしていますが、

ピッチを上げるのにも限界がありますから(特に高齢者の場合)、

歩幅を拡げる意識を持つことも大切だと言えます。

  

・歩幅と認知機能の関係

⇒こちらはあくまで参考程度ですが・・・。

www.news-postseven.com

こちらでも紹介しているネタ元の研究は、

東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査結果になりますが、

歩幅の狭い人では広い人に比べ、認知機能の低下が生じるリスクが、

約2.8倍も高いという結果が出ています。

  

  

こういった様々な理由や背景から、

  

『歩幅を広くして歩きましょう!』

  

ということが広く大きく伝えられるようになったのです!

  

≪“歩幅を拡げる”に潜む危険性とは!?≫

  

健康でいられるし、認知機能の低下も防げるし、消費カロリーも大きい!

良いことばかりですね!そりゃあ「歩幅広げよう!」ってなります。

  

ちょっと待ったぁ!!!!!!

皆さんこの言葉の危険性に気付いていない!

  

研究結果や効果、ましてや言葉だけが独り歩きするとどうなるでしょう?

皆さん「歩幅を拡げて歩きましょう!」って言われたらどのように歩きます??

  

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“歩幅を拡げる”という言葉だけが独り歩きすると・・・。

  

頑張って足を大きく前に出そうとしませんか?

  

すると何が起こるかと言うと、“歩き方”が乱れる!

ただでさえキレイに歩けている人なんてごく僅かしかいないのに、

ムリに歩幅を広げようとしたら余計に歩き方が乱れます。

※特に高齢者では股関節や骨盤の変性から歩き方が崩れてしまっている方が多いです。

  

歩き方の乱れは膝や股関節に無理な負担をかけることとなり、

膝痛や股関節痛へとつながりかねません。

  

≪“歩幅を拡げる”の真意と歩幅より大切な“〇〇”とは?≫

  

確かに歩幅が広いことが健康に良いことは間違いありません。

ですが、言葉の真意を取り違えると大変なことになるのです!

  

  

歩幅は“拡げる”ものではなく“拡がる”もの

  

  

歩幅を意識して歩くことはあまり良い結果を生みません。

それよりも意識したいのは“正しい歩き方”

  

正しくキレイな歩き方を心掛けることで、

自然と歩幅もご自身にとって適切な幅へと近づいていきます。

  

“正しい歩き方”を実践する上で大切になるのが“骨盤・股関節の機能”

  

骨盤の可動性が失われたり、股関節の可動域が狭くなってしまっては、

正しい歩き方を実践することが難しくなったり、

正しい歩き方をしても十分に歩幅が拡がらなかったりするのです。

  

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股関節は柔軟に保ちましょう♪

手前味噌ですみません💦

さすがにここまでとは言いませんが、股関節は柔軟に保っておき、

ご自身にとって“適切な歩幅”で、“正しい歩き方”を心掛けることが、

いつまでも自分の足で、思い通りに生活するために大切なポイントと言えるのです。

  

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