Taku-yoshida’s diary

“自在に生きる”を創る~JIZAI体🄬エクササイズチーフインストラクター Taku吉田のブログ

【脳トレの効果は"プラセボ(思い込み)だった!?】

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久しぶりのブログになりました💦

 

アクティブエイジングで日本を元気に!
  
JIZAI体エクササイズチーフインストラクターの
Taku吉田です(^-^)
今日はかなり真面目な投稿を・・・。
  
 
日本の高齢化問題がクローズアップされ、
それと共に認知症に対する関心も高まってきました。
  
認知症予防と聞くと"脳トレというキーワードが
思い浮かぶという方も多いかと思います。
 
数年前になりますがゲーム機で簡単にできる"脳トレ
一大ブームとなったのも記憶に新しいです。
 
ですが近年急速に進む脳科学分野の研究において、
 
"脳トレ”の効果はプラセボ(思い込み)だった
 
というちょっとショッキングな研究結果が明らかになっています。
 
アメリカの大学が"脳トレ”に関して行った研究では、
同じ"脳トレ”の課題を、一方のグループには、
 
「これは認知機能を向上させる」
 
と伝え、もう一方のグループには何も伝えずに行った結果、
認知機能を向上すると伝えられたグループのみに、
IQポイントの向上が見られたという結果が明らかになっています。
  
そして300以上の"脳トレ”に関する研究結果をレビューした、
専門家たちの見解として、
 
 
脳トレゲームが認知機能を向上させるとするには、根拠が薄弱すぎる。」
 
 
といったことも明らかとなっています。
  
 
ここで問題となるのは、
 
プラセボは是か非か?」
 
という問題ですが、個人的な見解としては、
たとえプラセボであっても効果が得られるのであれば、
そこに意味はあると考えています。
  
そして脳科学分野は近年様々な研究がなされており、
脳神経系の活性化、認知機能の向上に効果があるとされるものが、
エビデンスベースとして明らかになっています。
 
代表的な所では有酸素運動
こちらはご存知の方も多いかと思いますが、
運動によって脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質の分泌が盛んになり、
脳に新たな神経回路を作ったり、脳に栄養を運ぶ血管を作ったりと、
脳神経系の活性化に効果的であるとされています。
  
そんな中、脳神経系の活性化に効果が高いとして注目を集めているのが、
 
『ピアノ』
 
神経科学の専門家によると、ピアノは前頭前野が司る
「HQ=人間性知能」を大きく伸ばす可能性が高いとのこと。
 
"HQ”はワーキングメモリであり、問題解決能力や社会性、創造性を養います。
 
さらには平衡感覚や思考を司る"小脳”や、記憶を司る"海馬”を活性化させることも、
明らかになってきています。
 
 
ピアノが脳神経系の活性化に効果的である理由として専門家が挙げているのが、
 
 
・左右の手でバラバラな動作を行う。
 
・譜面を先読みしながら演奏するというマルチタスク動作。
 
 
という2つの点です。
 

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実はこの2つの要素、"JIZAI体エクササイズ”でも中心的要素として、
様々なエクササイズに取り入れています!
 
ピアノは本格的なものでは一台ウン十万円😲
そしてどんなに頑張っても同時に2人が限度です・・・。
 
 
これから日本の高齢化問題はより深刻化していきます。
少子化の影響も相まって、これからの日本では介護の手を必要としない、
"アクティブシニア”を増やしていくことが緊急重要課題と言えます。
 
 
科学的裏付けに基づいていて、しかも誰でも"無理なく楽しく”行える、
 
『JIZAI体エクササイズ』
 
もっと多くの方に届けていきたいと思います。
 

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【JIZAI体エクササイズ体験会兼説明会日程】
・7月15日(日)10:00~12:00、15:00~17:00
・7月18日(水)10:00~12:00、19:00~21:00
・7月21日(土)10:00~12:00
・7月24日(火)19:00~21:00
  

参加費:1,500円(税込) 定員:6名(最小2名~)

場所:新宿(予定)
 
参加ご希望の方はこちらまでご連絡ください⇩
info@neuro-on.co.jp